CyberSphereは、オリジナルキャラクターのクロスオーバーを実現させるシステムです。

CyberSphereの世界観

CyberSphereは以下のような世界設定からできています。

この世界の設定は、様々な世界を行き来するための「中継地」となり「規格」となりますので、どのような作品の中でも同じような設定で用いられることを推奨しています。

CyberSphereにおける「世界」の扱い

サイバースフィアでは、「世界」は無数に存在していると考えられています。今私たちが生活しているこの世界もそうですが、他にも、ファンタジー世界、ゲームの世界、魔界や地獄も「世界」です。

この「世界」というものは、通常、独立して存在していて、ひとつの世界は基本的に他の世界と関わり合ったりしません。

CyberSphereという存在

物語の中で登場するサイバースフィアとは、「散らばって独立している世界を関わり合わせるために、新しく人工的に作られた電子的な仮想世界」という舞台です。現在は、その「移動用の世界」であったはずのサイバースフィアに、電子的な空間であるが故の便利さや、世界が拡張性に富んでいることなどに魅力を覚えた別の世界の住人たちが移住したりしています。

そうしてサイバースフィア上に様々な種類による仮想世界の社会が栄え、連日多くの人でにぎわっています。

CyberSphereでの世界の移動の仕方

「世界」→「サイバースフィア」→「世界」

サイバースフィアが導入された世界から他の世界に移動するには、まず「出発元の世界」から「サイバースフィア」を経由して「目的の世界」に移動することになります。

これは「出発元の世界」と「目的の世界」が直接的に干渉しあっていないことの表現であるとともに、サイバースフィアさえ経由すればどんな世界であっても目的地になりえるということを暗示しています。

ただし、サイバースフィアが舞台とならない創作作品(キャラクターが別世界に行くだけ、など)の中では、サイバースフィアの説明やサイバースフィア内の描写をする必要性はありません。「世界と世界をつなぐ仕組みを利用して世界を移動してきた」程度の描写でかまいません。

CyberSphereの名称

基本的に「サイバースフィア(CyberSphere)」という名称を掲げていますが、創作作品の中で自由に別名称を設定してもかまいません。

たとえば、日本語の「扉」という言葉を英語では「ドアー」と呼ぶように。また、日本海のことを韓国では「東海」と呼ぶように。

その世界ごとに違和感が無くふさわしい名称を用意してかまいませんが、「こっちの世界ではこう呼んでいるけれども、向こうではサイバースフィアとか言う名称らしい」ぐらいの説明があると、サイバースフィアを導入している、ということに対する説明にもなって受け手にとっても親切かもしれません。

Cybersphereにおける「時間軸」の扱い

サイバースフィアでは、「未来」は同じ世界の延長線上であっても、「非常に近い別の世界(パラレルワールド)」という扱いを受けます。これは、パラドックス回避のため、そして歴史的事件等による「世界の選択」によって世界が分岐するためです。

「過去」は同じ世界という扱いを受けます。

通常、「世界」は、サイバースフィアに接続した時点でサイバースフィア世界との時間軸の同期が始まり、同時に「歴史の保護」がおこなわれます。これにより、サイバースフィア世界とその世界の同時間軸上の「現在」以外の歴史にはロックがかかり、外部からの干渉が出来なくなります。

なお、「過去によく似た世界」は存在するため、擬似的なタイムトラベルは可能ですが、いわゆるパラレルワールドなので、「親殺しのパラドックス」は起こりえません。

CyberSphereの成り立ちと仕組み

サイバースフィアという世界は、現在よりちょっと先の未来で、全ての物質をデータに組みかえることのできる技術を応用して、かつてインターネットと呼ばれたものを改良して一つの世界としたものです。これにより、自分自身をデータ化して、サイバースフィア内や他の世界に自由に移動できるようになりました。

 なお、技術の進歩、サイバースフィア世界のバージョンアップ、データ化装置の改良などにより、利用者は自己をデータ化したという感覚をほとんど自覚しません。鋭敏な感覚を持ち合わせている人が多少の違和感を感じる程度です。 

サイバースフィアは、エルフ界や魔界など、あらゆる世界を電子的につないでいます。そのため、自らをデータ化してサイバースフィア内を通ることによって、様々な世界に移動できます。もし、移動先の世界のサーバーにデータ組替装置、もしくはそれと同等の働きをするものや現象があれば、そこで実体化することも可能です。 

サイバースフィアは、日々膨張しています。また、サイバースフィア内には「ロボット型サーチエンジン」が配備されており、検索サービスのほか、未知の次元や世界を新しく発見し登録する役目を負っています。これにより、どんな人でもいろんな世界に干渉ができるようになっています。

サイバースフィアを利用するには自分自身をデータ化しなければなりませんが、そのサイバースフィアに入るための端末は必ずしも電子的なものに限りません。サイバースフィア内から「サーチエンジン」によって発見された世界には、その世界のテクノロジーや技術レベルに応じた「入り口」が作られます。その例として、コンピュータ、大きな鏡、大樹のうろ、魔方陣であったり、神隠しや召喚術に代表される自然的・人工的な空間のひずみなどがあります。また、そうやってサイバースフィア側から作られた入り口は、サイバースフィア内の管理センターがデータ管理区域を設け、厳しく管理しています。

なお、神隠しなどの不安定な現象によってサイバースフィアに来た場合などはサイバースフィアにとどまらず、元いた世界の別の場所や他の世界にそのまま転送される場合もあります。

CyberSphereの世界の繋げ方

サイバースフィアでは、散らばっている世界を以下のようにして繋げています。

サイバースフィアから放射状に「世界」を探索するロボットを発進させ、世界を見つけた時点で「サイバースフィア」と「見つけた世界」を繋げます。

世界がサイバースフィアと繋がった時点で、世界には「入り口」ができます。その形状は繋がった世界によって異なり、世界の文明レベルによって電子的な装置であったり、魔方陣であったり、大木のうろ、机の引き出しや、バミューダ海域や山奥の不思議なほこらに代表される「神隠し」といった事象など様々な形態を取ります。

世界が繋がると「未知の世界との交渉」が始まります。このときに「多重世界の説明」や「サイバースフィアの性質」がその世界の文明レベルにあった説明で話し合われ、サイバースフィアを積極的に受け入れる、もしくは拒否する、といった決断や、大部分の住人には説明されないまま偉い人のみが知っている隠された存在とする、世界の中で開発されたことにして徐々に住人に浸透させていく、といった「その世界におけるサイバースフィアの方向性」が決定されます。

(この設定は各創作作者が自由に設定することができます。既にサイバースフィアが人々の間に浸透されて10年ほど経っているとして、違和感や不自然さのない導入も可能です。)

完全に「受け入れられた」状態では、サイバースフィアとその世界のつながりは強固なものとなりますが、「交渉前」や「文明レベルの相性が悪い」、「拒否されたが接続自体は残っている」状態ではつながりはかなり不安定なものとなり、神隠しとしてサイバースフィアの中にできた世界に飛ばされたり、サイバースフィアを経由して元の世界の違う場所や他の世界に飛ばされたりとそれはもう大変なことになります。

また、「出口」にあたるサイバースフィア側には、その世界を再現した仮想世界が自動生成されます。これによって、世界からサイバースフィアに入ってきた場合はまず違和感の少ないサイバースフィア内の仮想世界に転送され、そこを拠点に動き回ることになります。なお、そうやってサイバースフィア側から作られた入り口は、サイバースフィア内の管理センターがデータ管理区域を設け、厳しく管理しています。

CyberSphere情報管理センター

もともと電子的に作られていて不安定な仮想世界を安定させるための各種メンテナンスや、人種どころか種族のるつぼであるサイバースフィアが無法地帯と化さないようにするなど、サイバースフィアという舞台を物理的・電子的・平和的に統制し維持する管理センターです。たくさんの部署を持ち、サイバースフィア内の政治・司法・警察・技術すべてを管轄します。