CSを創作物に適用する
CyberSphereで創作作者ができること
創作作品の中のキャラクターや世界にCyberSphereを導入すると、こんなことができるようになります。
常識の範囲内で、
- キャラクターを他の作品の世界に移動させる
- 他作品のキャラクターを作品内に連れてくる
- サイバースフィア内の世界(仮想世界)にキャラを移動させる
- サイバースフィア内に新しい仮想世界を作る
- 「パラレルワールドとして」作品の枠を越えた外伝的な物語を作る
など
「常識の範囲内」という制約以外は、特に禁止事項などは設けていません。
「世界がつながる仕組みがあったら、どんなことができるか・どんなことをするか」は皆さんに委ねられていますので、自由な発想で新しい物語を紡いでください。
CyberSphereを適用するにあたって
「うちのキャラはファンタジー世界の住人だから、サイバーな世界観に合わない」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、CyberSphereにはそれらの問題点を解決する設定がありますので、「ファンタジー」や「SF的」などの作品ジャンルを考えずに導入することが可能です。
また、このような考え方もあります。
現在社会のインターネット上においても、ファンタジー世界の住人たちや世界は、インターネット上のページにイラスト、キャラデータ、テキストとして、また、ファンタジー世界の設定を持つWebゲームや各種オンラインゲームとして、まるで生きているかのように実際に「データ」として存在しています。
この現在のインターネットを、そっくりそのままサイバースフィアに置き換えてみてください。
サイバースフィア上にも様々な世界が広がっている風景があなたにも想像できると思います。
『サイバー』という名を持つからといって、あなたのキャラクターが参加する舞台は、必ずしもサイバーな世界観である必要はないのです。
あなたが得意とする舞台を、ぜひサイバースフィアの中に創造してください。
CyberSphereのガイドライン
CyberSphereを導入するということは、作品自体にサイバースフィアという名前の「世界を繋げるための世界」を付け足すことになります。
導入を検討されている作者の方は、以下の設定をお読みください。
CyberSphereを採用・適用・導入する際に必要なこと
これだけの設定項目を作品に追加して明示すれば、CyberSphereを作品に導入することができます。
- 作品の世界の中の何処か1カ所以上がサイバースフィアという世界に接続されている(繋がっている)という設定の追加
- CyberSphereと作品の世界の繋がり方の設定(世界間移動機材(常時)や神隠し、儀式(一時的)など)
- 作品中のキャラクターの、CyberSphereに対する「認識・認知度」と「対応・関わり方」
例として、
- 既にサイバースフィアが認知され、移動用の機材が人々の間に浸透している
- 普通の世界だが、特定のキャラクターのみが「世界渡り」の能力を持っている
- 作品の世界自体がサイバースフィア内の世界
- よく知らないけど、いろんな世界と繋がっていて
すでに別の作品のキャラクターと交流できている - サイバースフィア内に作品の世界によく似たパラレルワールドがあり、
サイバースフィアに登場するキャラクターは原作の作品とはよく似た別人
など、漠然とした物から具体的な方針まで自由に設定することができます。
「いろいろ難しいことは決めたくないけど、他の作品のキャラクターと接点を持たせたい」とお考えなら、「よく知らないけど、いろんな世界と繋がっていて他作品のキャラと交流できている」といった漠然とした設定方針をおすすめします。